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【便秘外来☆コラム 2011/12】

オリーブオイル

オリーブオイルには「圧搾法」と「遠心分離法」の2つのタイプがあります。
遠心分離法でできたオリーブオイルがバージン・オリーブオイルで、官能特性(味と香り)と酸度(遊離脂肪酸の比率)によって、さらに4つに分類されます。

エキストラバージン・オリーブオイルは、風味香りとも完璧で、酸度が0.8%以下のものをさし、サラダのドレッシングやパンにつけて食べたりするのにおすすめです。

また、抗酸化作用をもつオレイン酸やビタミンE、ポリフェノールや葉緑素などを含むため、免疫面からのパワーアップにも作用します。

 

以前私は、オリーブオイルの効果を調べるため、下剤を長期にわたって服用している64人に、毎朝オリーブオイルを30ml、2週間続けてとってもらったことがあります。

その結果、1人は下剤の離脱に見事成功、下剤の離脱は無理であったものの、その量が減らせた人が62人という結果でした。

オリーブオイルは食養腸だけでなく、下剤の減量にも効果を発揮するのです。

※ 図をクリックすると拡大表示します。

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