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【便秘外来☆コラム 2011/12】

植物性乳酸菌

乳酸菌は腸の中での細菌のバランスを改善し、体の調子を整えるといわれています。いわゆる「善玉菌」として腸の中で働くため、便秘には欠かせないもので「動物性乳酸菌」「動物性乳酸菌」などいくつかの種類に分類されます。私は、乳酸菌の中でも特に「植物性乳酸菌」が、食養腸に有効な食材であると注目しています。

植物性乳酸菌には、乳酸菌の中でも特に生命力が強い性質があります。「栄養が少なく、塩分や酢酸が高く、低温である」という過酷な状況でも育つため、酸度の高い胃液や腸液に耐え生きることができます。つまり、長く体内で生きることができるので、 お腹の調子を整える力があるのです。

 

私がカゴメ株式会社総合研究所と共同で行った研究でも、腸内環境が整い、1日に服用する下剤の量が減るということが分かっています。 また、植物性乳酸菌を摂るだけでもお腹がすっきりするという感じが得られるようです。

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