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【便秘外来☆コラム 2011/12】

食養生を応用した「食養腸(しょくようちょう)」

漢方医学に「食養生(しょくようじょう)」という言葉があります。

健康を保つためには、身体の状況によって、
・陰陽のバランスのとれた食べ物を摂ることが大切である
・陰陽のバランスをとると病気を予防することもできる
という考え方です。

 

玄米を中心とする食養生は、
 ・食物至上論(食本主義)
 ・穀食動物論(穀食主義)
 ・身土不二(風土食論)
 ・一物全体食論(自然食主義)
 ・陰陽調和論(均衡食主義)
を原理とし、欧米ではマクロビオテックという名前で広く知られるようになりました。

ジョン・レノンやマドンナなどが、マクロビオティクスの実践者として知られています。

 

食養生を応用し、私は「食養腸(しょくようちょう)」という考え方を提唱しています。

腸を活発に動かす食材を上手に組み合わせ、毎日のように美味しく食べることにより、腸を動かすという考え方です。

「腸がスムーズに動いている」のか、それとも「腸の動きが低下しているのか」など、腸の状況に応じて、それぞれ
・腸プラス=腸によいこと
・腸マイナス=腸に悪いこと
を考え、その法則に従うことにより、病気にならない健康な腸をつくることができるのです。

※ 図をクリックすると拡大表示します。

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