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【便秘外来☆コラム 2011/12】

マグネシウム

マグネシウムはミネラルの一種で、腸管の働きをよくする作用があることで知られています。「にがり」が便秘によいといわれるゆえんも、マグネシウムの含有量が多いことがカギとなっています。

マグネシウムの豊富な食材には、コンブやホウレン草、ヒジキ、玄米、カキ、カツオ、ゴマ、サツマイモ、ラッカセイなどがあります。

 

口から摂取されたマグネシウムの約25〜60%は、身体の中に吸収されます。吸収されなかったマグネシウムは、水分を引っ張って、便のもとである残差をやわらかくします。

水溶性食物繊維とマグネシウムを一緒にとることによって、効率のよい排便が可能となり、腹部膨満感や硬便を改善させることにつながります。

 

マグネシウムはまた、脂肪の燃焼など体内の酵素として非常に重要な働きをしています。

水溶性食物繊維とあわせて積極的にとるようにしましょう。

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